その日は、歴史の教科書には載らない。しかし、語り継がれる日が誕生した。
■ 打ち合わせという名の儀式
場所はごく普通のリアル仕事現場。
机、資料、クライアント、
そして——クライアントのパソコンを操作するなかじ。
全てが整った瞬間、なかじのまぶたは突然、重力を失った。
言葉がフェードアウトする。
意識が遠のく。
……そして。
───スヤァ……
なかじ、完全寝落ち😂
クライアントは察した。
「これは……人類に許された限界だ」
誰も声をかけない。空気を乱さない。
時計の針の音だけが響く。
世界は今、なかじが眠るのを待っていた。
■ そのとき、時空が歪んだ
眠りの底で、なかじの脳内に謎の存在が目を覚ます。
それは言葉にならない概念。音でもあり、感情でもあり、
鳩でもある何か。
次の瞬間——
なかじの口が、勝手に動いた。
「……なかじぽっぽ……」
低く、優しく、そして妙にハッキリと。その場の空気が、止まった。
■ クライアント、限界突破
一拍の沈黙。次の瞬間。
「ッッッッ!!!!」
クライアント、耐久ゲージゼロ。🥹
「ちょ……!ぽっぽって……!🫢」
どっかぁん😂😂🤣🤣〜〜〜
笑いは連鎖し、場はもはや打ち合わせという名の宴へ。
この瞬間、
「なかじぽっぽ」は
この世界に実体化した。
■ 本人、復活。しかし世界は変わっていた
なかじクライアントの笑い声により覚醒。
目を開けた瞬間、目の前には爆笑する大人たち。
なかじ(困惑)
「……え、どどどどうしました??」
クライアント(涙目)
「なかじぽっぽが、なかじぽっぽが🤣🤣」
なかじ「
……え?🤣な、なかじぽっぽ?え?なになに🤣(つられ笑い」
そう。本人だけが知らない。
世界は「なかじぽっぽ」を共有し、
本人だけが置き去りにされた。
まさになかじが説明できない時間の真骨頂である。
■ 「なかじぽっぽ」考察委員会、発足
その場で即席討論会が始まる。
・なかじの守護霊説
・疲労が生んだ第二人格説
・鳩界からの使者説
・新マスコット誕生説
しかし、どの仮説も本人の記憶ゼロという壁に阻まれる。
なかじは言う。
「いや、本当に覚えてないんです……」
■ なかじぽっぽは、今も眠っている
専門家(いない)が言う。
「人は極限状態になると本来の名前を名乗ることがある」
「・・・・・・しらんけど😂」
つまり——
なかじぽっぽは、真の姿なのかもしれない。
普段は理性という檻に閉じ込められ、眠りの深淵でだけ羽ばたく存在。
現れる条件は、
・安心
・疲労
・油断
この3つが揃ったとき。
■ 結論
なかじは寝た。
クライアントは優しかった。
そして世界は、
なかじぽっぽを知ってしまった。
説明はできない。証拠もない。
だが笑いだけは、確かに残った。
この物語は、失敗談ではない。
伝説の誕生記録である。
次回予告
「なかじぽっぽ、二度目の羽ばたき」
〜会議室に鳴り響く、謎の「くるっぽー」〜
……起きなければいいが。